美容師おすすめ人気ヘアドライヤーを大公開。最新のドライヤーは、髪を乾かすだけではありません。静かで風量も強く速乾性抜群。収納力もGood!しかも、遠赤外線の効果で、美髪にも役立つともっぱらの噂。
くるくるドライヤーや低音ドライヤー、スカルプドライヤーも人気ですね。
生活の必需品でもあり、ヘアケアにも役立つ万能アイテム。プレゼントにも最適!そこで、現役美容師がダイソン、ホリスティックキュア、クレイツ、パナソニック、テスコム、モンスターなど人気ブランドを徹底解説。低価格から高価格帯のものまで幅広くご紹介していきます。
美容院や市販で使われている高コスパなドライヤーをおすすめしていきたいと思います。女性メンズも必見!
ドライヤー選びのチェックポイント
家電マニアの美容師がドライヤー選びのコツを教えます。ドライヤーを選ぶ際に押さえておくべき、チェックポイントをまとめてみました。
- 風量
- 熱量
- 速乾性
- ヘア・スカルプケア
- 静かさ
- 価格・コスパ
- 収納力
風量
風量は髪を素早く乾かすために大切。髪が長いロングヘアの人は、重視したいポイント。最低でも最大風量が毎分1.3㎥/分以上のドライヤーを選びましょう。ロングヘアでは、最大風量時に1.6㎥/分以上の風量があるものがおすすめ。ただし、風量が強くなるほど、風音が大きくなる傾向があります。なので、騒音が気になる方は、1.3~1.8㎥/分の間で選ぶのがおすすめです。また、風量調整機能(弱・中・強)が付いていると、濡れた髪を乾かす時、スタイリング時などシーンに応じて使い分けが可能。
熱量
ドライヤーの風温は、低温は約60℃、高温だと約140℃と幅広くあります。熱風の温度が高いほど乾かす力も強くなります。ただし、髪は熱に弱く一度傷むと元に修復することは不可能。なので、髪に悪影響が少ない熱量で乾かすことが大切。髪の主成分はタンパク質。そのタンパク質に熱変性が起こる高温には注意。
髪が乾いている状態 | 約130℃ |
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髪が濡れている状態 | 約60℃ |
速乾性
ドライヤーの速乾性は風量×熱量で決まります。髪は、風量と熱量が強ければ強いほど速く乾きます。ただし、過度な熱に頼流のはダメ。髪に修復不能なダメージを与える恐れがあります。なので、風量と熱量のバランスが大切。髪を傷めにくくかつ速乾性を求めるなら、ダイソンスーパーソニックのような風量が強いモデルがおすすめ。髪に長時間熱風を当てることが原因の頭皮や毛髪ダメージを軽減してくれます。
- 風量
- 最低1.3㎥/分以上、ロングは1.6㎥/分以上
- 温度
- 60℃以下に調整でき100℃まで調整可能なタイプ
「風量調整機能(弱・中・強)」「温冷風切り替え機能」が付いていると、濡れた髪を乾かす時、スタイリング時などシーンに応じて使い分けが可能。
ヘア・スカルプケア
髪ダメージ予防、薄毛予防などにも役立つ高機能ドライヤーが人気。マイナスイオンや遠赤外線を搭載したドライヤーが家電量販店でも多く売られています。また、髪を乾かしながら頭皮をマッサージしてくれるスカルプドライヤーも、薄毛に悩むメンズにおすすめです。
静かさ
お子様がいる世帯や、アパート・マンションのご家庭には、静かな静音ドライヤーがおすすめ。大きな音が出にくい構造なので、騒音が少なく安心快適。ただし速乾性に物足りなさを感じることはあります。
価格・コスパ
ドライヤーの価格は、数千円のものから数万円のものまでピンキリ。高いほど高機能ですが、コスパは大切。あなたの予算に合うもので、かつ、求めている機能があれば充分。値段と機能のバランスをみて高コスパなドライヤーを選びましょう。
収納力
日本のコンパクトな住宅では、収納力も大切。ドライヤーに収納力を求める方には折りたたみ機能が付いた「ハンドル部分で折りたためるタイプ」。ドライヤーだけでなくヘアアイロン、ヘアブラシとしても使える「くるくるドライヤー」「2wayタイプドライヤー」が人気。
遠赤外線(テラヘルツ)ドライヤーおすすめ
クレイツドライヤー「ホリスティックキュアドライヤーRp.」
今ヘアスタイリストの圧倒的支持を得ているドライヤー。天然鉱石の力で髪の毛の水分やタンパク質に働きかける「育成光線(テラヘルツ波)」を放出し、髪を内側から美髪に整えてくれます。「Airly」「Moist」をスイッチでモード切替。サラサラふんわりハリツヤの「Airly」としっとりまとまるうるツヤの「Moist」の2種類から、髪質や理想のヘアスタイルをもとに使い分けできます。
ブランド | HolisticCures(ホリスティックキュア)/CREATION(クレイツイオン) |
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風量 | 普通〜強い |
価格 | ¥33,000 |
重さ | 約460g |
大風量ドライヤーおすすめ
Dyson Supersonic Nural Shine
スーパーソニックは音速のドライヤー。掃除機で有名なダイソンのモーター技術を搭載。2.4㎤/分の特大風量で髪を速乾。まさに圧巻の一言。ドライヤーの頭脳となるマイクロプロセッサーを使用することで、温度調整を徹底し、髪本来のツヤを守ります。高温でなくでも強力な風量で髪のダメージを最小限に留め乾かすことができます。ロングヘアーの人や素早く髪を乾かすことが必要な現場にオススメです。
ブランド | Dyson(ダイソン) |
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風量 | 強 |
価格 | ¥49,900 |
プロフェッショナル プロテクトイオン ヘアードライヤー
美容室で使用されているNobby の最上位モデルをベースに開発した高性能ドライヤー。プロの技がご自宅でリアルに再現できます。"使って実感、プロ仕様の速乾力! 根元から素早く乾かし、艶髪仕上げ。"業務用ドライヤーで使用しているファンとモーターを採用することで、サロン仕上げのスピードドライを実現。速い風で、根元を持ち上げて地肌からしっかり乾かすから、仕上がりに差が出ます。
ブランド | Nobby(ノビー)/TESCOM(テスコム) |
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風量 | 普通 |
価格 | ¥11,000 |
コイズミドライヤー「モンスターダブルファン」
ダブルファンがつくるパワフルな大風量、新生モンスター誕生。2.0m3/分のパワフル大風量で速乾性高し、短期間で髪を乾かすことが可能。さらに、マイナスイオンも発生するので髪をいたわりながらサラサラ ツヤツヤな髪へ。ダブルファン搭載、5段階風量調節のパワフルな風でより速くブロー。スカルプモードで髪と地肌をケア。
ブランド | MONSTER(モンスター)/KOIZUMI(コイズミ) |
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風量 | 強 |
価格 | 12,210 |
ツヤ髪ドライヤーおすすめ
KINUJO「キヌージョ ヘアドライヤー」
キヌージョ ヘアドライヤーは大風量と遠赤外線のチカラでツヤ髪を実現します。軽量でコンパクトながらもパワフルな風量で、忙しい朝のスタイリングにも活躍。使い続けるほどに髪にツヤが増し、滑らかで指通りの良い仕上がりが楽しめます。温度や風量も自在に調整でき、自宅で手軽にサロン級の仕上がりを目指せる一台です。
ブランド | KINUJO |
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風量 | 強 |
価格 | ¥35,200 |
美容師が教えるドライヤーの使い方|速乾性と艶感を高める乾かし方
ドライヤーはヘアケアにもスタイリングにも重要なアイテム。そこで美容師が速乾性と艶感を高めるドライヤーの使い方を教えます。ドライヤーを正しく使いこなせれば、頭皮や毛髪ケアだけでなく、スタイリングにも役立ちます。さらには、頭皮や毛髪のケアにも役立ちます。
- 1.タオルドライで頭皮や髪の水分を取る
- 予めタオルで乾かすことで、熱を加える時間が減るので毛髪へのダメージを軽減することができます。水分を拭き取る時のポイントとしては、優しくタオルで包み込むようにです。タオルで強くゴシゴシ擦ってしまうと、髪の毛のキューティクルが摩擦により傷ついてしまうので注意しましょう。
- 2.洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)を活用
- ドライヤーで乾かす前に、洗い流さないタイプのトリートメント(アウトバストリートメント)を活用すると良いでしょう。ブロー前にトリートメントすることで、ドライヤーの温風によるダメージを抑えることができます。アウトバストリートメントには、ミルク・ミスト・オイルタイプなど色々な種類があるので、あなたの髪質や仕上げたいヘアスタイルを元に選びましょう。
- 3.乾かす順番は、頭皮から毛先に向かって
- 髪を乾かす順番は、キューティクルの向きにそって、頭皮から毛先に向かって乾かしましょう。そうすることで、キュティークルが閉じるので、艶感が増します。また、毛髪内部へのダメージを受けにくくなります。髪の毛は、根元→中間→毛先の順番で乾かす(根元は髪の毛が密集していて乾かしにくい、一方、毛先は乾きやすくオーバードライになりやすい)
- 4.約20cmがドライヤーと頭皮・髪の毛との距離感
- ドライヤーは頭皮・髪の毛から20センチほど離して乾かしましょう。距離が近すぎると、ドライヤーの熱風で頭皮や髪の毛がダメージを受けてしまいます。また、長時間当てすぎるのもダメージの原因となので注意して下さい。
- 5.ドライヤーを左右に振りながら乾かす
- 頭皮を乾かす時のポイントは、手ぐしを入れて髪を軽く左右に振りながら、乾かしていくことです。手ぐしを入れる理由は次の通りです。
- 6.強風と弱風の使い分け
- 強風はドライヤーから発せられる風の温度が高いため、乾かすスピードも速くなります。しかし、その一方で髪の毛は熱に弱くダメージを受けやすいというデメリットもあります。したがって、なるべく弱風で乾かした方がダメージを抑えることができます。強風を使う場合は、一点に集中せず、ドライヤーを小まめに動かしながら場所を変え、分散させて乾かすようにしましょう。
自然乾燥は厳禁!髪が濡れたら素早くタオルドライ&ドライヤー。正しくドライヤーを使うことが大切。